ヤク草食獣

高地に適応しており、体表は蹄の辺りまで達する黒く長い毛に覆われている。標高4,000-6,000メートルにある草原、ツンドラ、岩場などに生息する。8-9月は万年雪がある場所に移動し、冬季になると標高の低い場所にある水場へ移動する。高地に生息するため、同じサイズの牛と比較すると心臓は約1.4倍、肺は約2倍の大きさを有している。食性は植物食で、草、地衣類などを食べる。

換毛はしないため、暑さには弱い。肩は瘤状に隆起する。鳴き声はウシのような「モー」ではなく、低いうなり声である。