那須サファリパーク、那須ワールドモンキーパークで行っている「ゾウライド」の売上の一部は、AWRC(アジア野生生物研究センター)を通じて、アジアの森林、野生動植物の保全活動に協力しております。
その一環で2023年2月18日・19日にラオスのサイニャブリーとう地域で行う「ゾウ祭り」の開催費用に寄付させていただき、当園園長の堀が招待を受けました。
お祭りの開催地であるラオスは14世紀半ばから18世世紀初頭まで「ランサーン王国」が存在しておりました。「ランサーン」というのは、ラオ語で「百万頭の象」という意味です。かつてはそれほど多かったゾウですが、現在は激減し野生の象と飼育の象を合わせても700頭以下ではないかとも言われております。
この「ゾウ祭り」は世界各国から訪れる多くの観光客にゾウの魅力を知ってもらうことで、ゾウの保全、ゾウとゾウ使いの文化を守るために大きく貢献しているお祭りです。
お祭り当日は多くの来場者でにぎわう中、50頭ほどのゾウの行進やショー、ゾウ乗り体験などで会場は大盛り上がりでした。
那須サファリパーク、姉妹園那須ワールドモンキーパークで暮らすゾウとそれを世話するマフーと呼ばれるゾウ使いたちもすべてラオス出身です。
こういったゾウの文化を伝える催しに今後も協力をしていくことで野生生物の保全活動に協力を行っていきます。